2007年6月25日月曜日

goutさんと雨の奈良

今日は、奈良に行って、マイミクさんのgoutさんとおデートしたのでした☆

奈良の素敵なカフェを案内していただきましてね。
ほら、オレは大阪住まいだし、仕事は大阪と神戸だし、遠征に行くのはいつも京都だし、奈良はどうにもなかなか足が向かんのですね。
ほんとは、大阪から京都に行くのも奈良に行くのも神戸に行くのも、時間も距離もそれほど変わらんのですが、どうにも奈良は遠いです。
正倉院展とか、燈花会とか、行事があるときに行って、そのままどこにも寄らずに帰ってくるかんじ。
いや、奈良が嫌いってわけじゃ、断じてないんですが(笑)
だって、行きたいお寺さんも、たくさんあるもん。

まず、goutさんの奈良倶楽部へ行きまして…。
ついに、初・奈良倶楽部です☆


古い民家が並ぶ旧家の静かな住宅街に、挽きたての小麦粉を振りかけたみたいな白い壁が印象的な、とんがり屋根の素敵なお家があるんですよ~。玄関先でお出迎えしてくれるのは、キンモクセイですかね(←ちがうな。。。よくわかってない。汗)。白と緑のコントラストが鮮やかな、清潔感漂うお宿です。

なかに入ってみれば、玄関からすぐにダイニングというカフェというか、くつろげるようになているんですが、ここも真っ白い壁が素敵で。一応、建物内のほとんどは禁煙なのですが、これはさすがに吸えませんよ(笑) タバコ吸って、白い壁をヤニで黄色くしたら、台無しだもん。。。
焦げた茶色で統一された家具、柱…、そして所々に点在する緑、季節の花々、これらが白い壁と相まって、しっとりと落ち着いたいい空間です。そう、人肌程度のね、しっとりとした気持ちのいい温もりが感じられるんですね。控えめだけれども、行き届いている、ってかんじで。
外はあいにくのお天気だったのですが、大振りに切り取られた窓越しに柔らかい光が差し込んでね。えーっと、午睡にぴったり(笑) ふふふ、昼寝好きのオレは、さっそく昼寝スポットを発見したのでした(笑)

他、goutさんがお気に入りのポジャギがさりげなくアレンジされたインテリアの数々や、年代を感じさせるアンティークの家具がね、ほのかに天平の香りを連れてきてくれているといいますか、控えめなのだけれども、しっかりと主張していて、それこそ、讃岐のぶっかけうどんに必須の生姜のような(笑)

そうした調度品や、ミニ図書館にある蔵書を眺めているだけでも、ひなが一日、天平の漆黒の夜を、縦横に泳ぎまわれるってもんです。

これは、今回のように立ち寄るだけではなくて、一度、ちゃんとお泊まりにこなければなりませんな。
goutさんお手製のフルコースのディナーも堪能しないとダメだし。でも、オレの相方さん、人の3倍は食べるからなあ。。。。


さて、ここから、goutさんの運転で、奈良をドライブ☆ おデートですよん!

日記で書かれていた素敵な場所、大仏殿裏の講堂跡を眺めながら車は走るのですが、ここ、日記で拝見して以来、かなり気になる場所で、この日は雨だったから窓から眺めるだけだったんですが、だ~れもいてなくて、静かで、でも、鹿がたくさんいて、ものすごくいい場所です。ここも、昼寝するのにうってつけの場所ですな(笑)

その後、gouさんおすすめのカフェ、
クルミの木

Lier幡


と、はしごして、奈良のカフェを満喫させていただいたのでした。

どちらも雑貨店やインテリア店とカフェが併設されている場所でして、京都あたりで見かけるといえば見かけるお店なんですが、奈良のそれは、広いですね。京都のこじんまりとしたかんじとは全然違って、たーっぷりとスペースがとってあって、そのぶん空気が美味しいかんじがして、京都のそれはとは似て非なるものの印象。

特に、2軒目のLier幡は、オレと相方さんがかつて訪れた浄瑠璃寺にほど近い、山間にありまして、高原のロッジに来たかのような印象ですよ。空気も景色も、すでに高原のそれ。ほいでやっぱり、禁煙(笑)

と、このときに初めて気がついたんですが、やっぱ、奈良は車がなかったら移動がしんどいですね。
どーりで、オレにとって奈良は遠いはずですわ。
やっぱ、ここは車が必要。
なので、次回、来るとしたら、相方さんの運転ってことになりますな。わはは。

というわけで、雨だったんだけれども、あちこちの辻で紫陽花も堪能して、goutさんと素敵な一日でした☆


雨の日の奈良は、こんなかんじ☆

Ron Sexsmith / All In Good Time